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Fラン大学生のような低学歴の大学生は学歴フィルターではじくべき人材なのか?

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先日、郵政グループが学歴フィルターを設けているということがネット上で話題になっていました。

www.huffingtonpost.jp

こうした学歴フィルターを設ける理由の背景には、

  • 選考の最初の段階で低学歴の人を弾き出し、採用にかかるコストと手間を抑える
  • 高学歴(or 一部の特定大学)からの人材を採用する

という狙いがあるのだと思います。

採用する企業からすれば【より良い人材】を取りたいのは当然のことですから、このような学歴フィルターを設けるということには合理的な理由が存在します。僕も会社を経営している立場ですので、優秀な人材の確保に関しては非常に重きを置いています。(そもそも社内の母数が少ないので一人一人が会社に与えるインパクトが大きい)

しかし、ここで一つの疑問が沸き起こります。

それは、

そもそも高学歴の人は良い人材なのか?

ということです。

まずはそのことについて、自身の体験を踏まえて書いてみたいと思います。

 

 

高学歴の人は人材として優れているのか?

『高学歴の人は人材として優れているのか?』ということについて考えてみたいと思うのですが、結論から言えば優秀な人は多かった】ように思います。

どのように優秀であったのか、外資系金融時代の具体例をあげてその内容について書いてみたいと思います。

 

高学歴の人は競争に勝ってきたノウハウを持っている

高学歴の人というのは、小さい頃から受験勉強などの競争に晒されており、常に猛烈なプレッシャーを感じる環境を経験をしています。

そして、そのような競争の中を勝ち抜いてきた結果、「高学歴」というステータスを手に入れています。

つまり、彼らは

  • プレッシャーの中でのセルフマネジメント
  • 競争の勝ち方

についてのノウハウを知らず知らずのうちに身につけています。

事実、僕が働いていた外資系金融にいた高学歴のNさんは、プレッシャーに対してとても粘り強く、どのような案件を任せられても途中で弱音を吐くようなことはありませんでした。複雑に入り組んだ難解なプロジェクトに対して何も言わずに黙々と業務をこなし、驚くほど見事な完成度でプロジェクトをやり遂げる。そんな姿にいつも感心していたのを覚えています。(ものすごく仕事ができる人でしたから、1年足らずでさっさと転職していまいましたが...)

当時、僕の頭の中には「高学歴=ひょろい、もやしっこ」みたいなイメージが漫画やアニメなどの影響で染み付いていたのですが、それは大きな間違いでした。実は、高学歴の人の中身にはしっかりとした軸が存在し、むしろ”どっしりした安定感”を持っている、そんなことに気がつくことができた体験でした。

 

高学歴の人は事務処理能力がある

高学歴の人は事務処理能力に優れています。先ほど例に挙げさせていただいたNさんですが、彼の事務処理能力は本当にすさまじいものがあり、まさに鬼神のごとくペーパーワークをこなしていました。同じ時間内でも、通常の人の1.5倍の量のペーパーワークを終わらせる姿は本当に圧巻でした。

これは、厳しい受験勉強を通じて、

  • 文章処理能力
  • 深い思考力
  • 物事に対する理解力

というものが自然と研ぎ澄まされているからだと思っています。パソコンでいうと【CPUの性能がいい】ということですね。

事実、Nさんは業務に対する理解力も驚くほど早く、新しい内容の業務でも「あっ!!」という間に内容を理解し、何事もなく淡々と日々の業務をこなしていました。

このような高い業務処理能力をもった人材を採用するということは、企業の立場からすればそれだけ生産性を高められる(=コストを削減できる)ということになりますので非常にメリットが大きいです。

 

高学歴の人だけを採用すればいいわけではない

こうして書くと、やはり高学歴の人材というのは優秀な人材であり、企業にとってはなくてはならない戦力であると言えます。

とはいえ、高学歴の人を採用さえしていれば優秀な人材の確保ができる、というのもまた違うと思います。そもそも、僕個人的には「学歴フィルター」なんてものは全く必要ないと思っています。

 

なぜ学歴フィルターは必要ないのか?

先ほども申し上げましたが、僕は「学歴フィルター」なんてものは全く必要ないと思っています。 なぜなら、低学歴(いわゆるFラン大学などのような大学)の人の中にも【優秀】な人は存在していると信じているからです。 

「学歴フィルター」をかけてしまうことにより、そうした優秀な人材を採用するチャンスが減ってしまうことは非常にもったいないと思いますし、そのような優秀な人材が「学歴フィルター」によって面接に進むチャンスすら与えられないのは社会にとって大きな損失であるとも思っています。

では、ここでいう【優秀】とは一体どういう意味においての優秀さなのでしょうか。

それについて詳しく説明をしたいと思います。

 

Nさんの持つ優秀の定義

今回、この記事の中で、実際にあった事例としてNさんの例を挙げさせていただきました。受験勉強のプレッシャーに打ち勝ち、競争に勝ってきたノウハウを持つ、そして事務処理能力に優れていて非常に優秀である。そうした能力を持っているNさんに対して、僕は非常に【優秀な人材】であるという評価をさせていただいております。

しかし、ここでいう【優秀】という意味は、

『”仕事”という枠の中において、とある業務を遂行するにあたり、他者と相対的に比較した際に見えてくる処理能力の速さ』

であり、高学歴の人はその能力に強い傾向があるということです。決して、その人の【人間性】が他の人よりも優れていているという話ではありません。

 

企業で求められる能力は業務遂行能力だけではない

仕事というものはとても面白いもので、言われたことを確実に、そして迅速にこなすことだけが求められるわけではありません。言われたことをこなすことが 『静』であるのなら、自ら能動的にこなすことは『動』であるといえます。

その『動』を高いレベルでこなすためには、【実行力】というものが必要不可欠になってきます。

実行力とは、

  • 仕事を創造する能力
  • 他者を巻き込んで仕事を進めていく能力
  • 魅力ある人間力

という3つの能力から成り立っているものであると思っています。つまり、言い換えれば、ゼロから新しいものを生み出し、他者とともにそれを育んでいく力です。

ちなみに、この『他者を巻き込んで仕事を進める能力』は社外だけではなく社内においても必ず求められる重要な能力です。

「このプロジェクトを遂行するにあたり、あなたの力が必要なのです!」という説得。

「この書類にハンコ押してくれないかな?」というお願い。

日常、何気なく繰り広げられている社内の仕事においても、このように大なり小なり他者を巻き込んでいく力が必要となるのです。

この【実行力】に関しては、高学歴と低学歴との優位な差は存在せず、むしろ個人が歩んできた人生や環境に左右されるものだと思っています。

 

最後に

今日は「学歴フィルター」をテーマに記事を書かせていただきました。いかがでしたでしょうか。高学歴の人は、みんながみんなそうではありませんが、優秀な人が多い傾向にあると思います。

しかし、だからといって、企業は高学歴の人ばかりを採用すればいいわけではありません。ビジネスに必要とされる能力は、セルフマネジメント能力や鬼神のような事務処理能力だけではなく、獣道を自ら開拓する創造力やワンピースのルフィように他者をどんどん巻き込んでいく【実行力】も必要です。

学歴フィルターにより、そうした素晴らしい【実行力】を備えていた人材が機械的に”切られて”いくのは、その企業にとっても、そして、社会にとって大きなロスであることはいうまでもありません。

こうした素晴らしいポテンシャルを持った人材が、きちんと望んだフィールドで活躍できる。

そんな世の中になれば、もっと素晴らしい社会になると僕は信じています。

 

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