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酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の『絶歌』が発売されて思うこと

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昨日ネットのニュースで酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が書いた『絶歌』が発売されていることを知りました。

 

酒鬼薔薇聖斗の事件といえば、神戸連続児童殺傷事件として話題を呼び、当時Focusという雑誌が少年の写真をボカシや修正を入れることなくそのまま掲載したのを覚えています。

▶︎神戸連続児童殺傷事件 - Wikipedia

 

そして、今僕はこの本が発売されたことに憤りを感じます。

理由は

 

1. 遺族の許可を得ることなく出版された

2. 印税が元少年Aの懐に入る

 

というところ。

 

そもそも猟奇的な殺人を犯した人間が本を発売することにも疑問ですが、

遺族の許可を得ずに本を発売するなんて言語道断。

 

例えばですが、

自分の子供がレイプされて、その犯行内容を書いた本が発売されて喜ぶ人がいますか?

自分の子供が無残に殺されて、その犯行内容が詳細に書かれた本が世間にでて嬉しいと思いますか?

 

そんな人はいないでしょう。

 

このような本を世に出す事が、また遺族の心を傷つけることになるのは間違いありませんが、出版会社の人はそういったことまできちんと”配慮”していたのか疑問に思います。

 

そして、その本が売れれば売れるほど元少年Aの懐が潤うというシステム。

印税っていうのはそういうものなのでしょうが、どう考えても納得いかない。

 

どうやら元少年Aは

「書くことが唯一の自己救済」

と主張しているらしいですが、

『お前のせいで遺族の方はこれからも救われることはない』

という事実はだれか教えてあげなかったのでしょうか?

 

子供を無くした親の悲しみや喪失感ってずっと続くんです。

昔、

僕の同級生が交通事故で亡くなりました。

それからもう13年以上経ちますが、

いまだにその事故現場にたむけられた花が枯れる事はありません。

 

なぜ枯れないかって?

 

雨の日も、

 

風の日も、

 

ずっとずっと、

 

その家族の方が花をお供えにいってるからなんですよね。

 

それが遺された家族がその子に対してできる唯一のことなんです。

 

自身の「わがまま」によって人を殺めてしまい、

もう話すことができない、

もう笑顔を見ることができない、

もう一緒に同じ時間を過ごすことができない、

という救いのない悲しみを遺された家族に与えてしまった。

 

にもかかわらず、

いまだに『少年A』という仮面を被りながら本を書き、

世間に甘えて「自己救済」を求める。

 

その姿は醜く、

一人の人間として嫌悪感を覚える。

 

 

結局、

少年法に保護されても更生の道を歩むことはできなかった元少年A。

そんな彼を、売れる(=お金を儲ける)コンテンツとして採用した出版社。

 

そして、

時が経ってもまた傷つけられる遺族の方達。

 

『表現の自由』が、人間が持つべき最低限の倫理観を超えた瞬間だ。

 

 

人生とは、

 

人として生きる

 

だから人生なのだ。

 

 

猟奇的な殺人を犯した元少年A。

そんな彼が今、「元少年A」として本名を隠して本を書き、そして世間に対して自らの救済を求めている。

つまり、

あくまでも「元少年A」として生きることを選んだわけなのだ。

 

そんな人間に、

果たしてこれから「人生」を歩む資格はあるのだろうか。