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英語で一発逆転!田舎者でも外資系金融で働けたブログ

外資系金融で働きたい人、外資系金融に転職したい人、外資系金融に憧れている人、そんな人のために情報発信をするブログです。その他、英語に関することや雑記などあれこれ書いています。

留学したい人が留学資金をFX取引で稼ぐことは可能か?

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お小遣い稼ぎの手段の一つとしてすっかりメジャーな存在になったFXですが、留学資金をFX取引で稼ぐことは可能なのでしょうか?元外資系金融勤務の僕が「FX取引で留学資金を稼ぐことは可能かどうか?」について少し書いてみたいと思います。

 

 

そもそもFXとは何か?

FXとはForeign Exchangeの省略後です。日本語では「外国為替証拠金取引」として知られています。通貨(米ドルやユーロ)を証拠金でレバレッジをかけて売買して、買った時(もしくは売った時)の価格の変化から利益を狙う事ができる取引です。サラリーマンや主婦などの幅広い層に人気があるのが大きな特徴です。

 

FX取引の魅力

FX取引の魅力は以下の通りです。 

  • 24時間取引が可能
  • 様々な種類の通貨ペアの取引が可能
  • 買いからでも売りからでもポジションを持つ事が可能
  • レバレッジがきく
  • スワップポイントがある
  • パソコン(もしくはスマホ)があればすぐに始める事が可能

個人的にはレバレッジがきく点が非常に魅力的だと思います。レバレッジとは「てこ」という意味です。FX取引において使われているレバレッジの意味を簡単に説明すると「少ない資金で効率的に投資ができる」ということです。

 

レバレッジの具体例

例えばですが、FX取引を利用して米ドル通貨を1万通貨、日本円で購入するとします。この時のドル円のレートが100円だったとしましょう。(※計算を簡単にするためにスプレッドの概念はここから省いています)本来であれば、1,000,000円(100円×10,000)の資金が必要なのですが、FX取引の場合は40,000円(100円×10,000×4%)で1万通貨の米ドルを購入することが可能なのです。(※レバレッジが25倍のため)つまり、たった40,000円で1,000,000円分の米ドルを動かす事ができるということなのです。これがレバレッジ(てこ)の概念です。このあたりの詳しい情報については各FX会社のHPを参考にするといいでしょう。

 

FX取引で利益/損失が発生する仕組み

先程の例を使用してFX取引で利益及び損失が発生する仕組みを簡単に解説します。

もし、あなたが100円の時に買った1万通貨の米ドルの価格が105円になったとしましょう。この時に持っているポジションを決済すると買ったときの価格との差分である5円分の利益(5円×10,000=50,000円)が発生します。逆に、米ドルの価格が95円になった場合は差分の5円分の損失が発生します。これがFX取引において利益及び損失が発生する仕組みです。

 

「売りからでもポジションを持つ事が可能」とは?

先程説明したFX取引のメリットの中に「売りからでもポジションを持つ事が可能」とありました。その意味について先ほどの例を使って簡単に説明します。

売りでもポジションを持つということは、先に売って後で買い戻すということです。実際に持っていないものを「売る」という概念には馴染みがありませんが、これは売る通貨をFX業者から「借りる」という風に覚えておくといいでしょう。いわゆる「空売り」と呼ばれている取引です。(ヘッジファンド等が下げ相場の時でも利益をあげるために使う手法です)

この時、売った価格が買い戻す価格よりも高ければ利益が発生します。例えば、あなたがこれから米ドルの価格が95円に下がると予想します。その時に米ドルを1万通貨「売り」ます。もし、予想通り95円に下がった時にポジションを決済しすれば、その差分が利益となります。(逆に105円に上がってしまった場合は5円分の損失が発生します)

 

FX取引で利益をあげるためには?

FX取引で利益を上げるためには、取引しよう思っている通貨ペアがこれから価格が上がると思えば「買い」、価格が上がったところで「売り」ます。また、これから価格が下がると思えば「売り」のポジションを持って、価格が下がったところで「買い」ます。これを実行する事によりFX取引で利益をあげる事が可能になります。簡単に言えば、取引を使用としている通貨ペアの価格が「上がるのか」、それとも「下がるのか」を予想するということです。簡単だと思われる方もいるかもしれませんが、そんなに思っているほど上手くいかないのもFX取引の特徴です。なぜうまくいかないのか、その理由について解説をしたいと思います。

注意点:上記であげた全ての例においてスプレッド(BidとAskの価格の差)は考慮していません。実際はポジション保有時にスプレッドによる損失が発生しますので注意が必要です。

 

 

FX取引で利益を上げるのは難しい!?

あくまでも個人的な見解ですが、FX取引では実際は損失を出す人が大半のように思われます。その主な理由は以下の通りです。

  • 感情が入ってしまう
  • 意味もなく売買をしてしまう
  • 無謀な取引をする

では、それぞれについて少し見ていきましょう。

 

感情が入ってしまう

FX取引を始めると、どうしても「儲けたい!」「稼ぎたい!」という気持ちが先走りしてしまいます。しかし、FX取引において感情を入れてしまうことはとても危険です。例えば、予想に反して価格が下がってしまった。これは自分の予想(シナリオ)が間違っていたということですから、本来であれば損切りをするなどの対策を打たなければいけない状況です。(もしくは、そもそもストップロスの注文を入れておく)ですが、実際には持っているポジションに対して執着心と根拠のない楽観的な思考を持ってしまう方が大半です。

根拠のない楽観的思考に取り付かれてしまうと損失を出す可能性が高まります。具体的に言えば、「きっとまた価格が上がるだろう」「まだまだ大丈夫だろう」という思いに取り付かれ、持っているポジションを損切りができないということです。金融マーケットの世界では、そこにある値動きと価格こそが唯一の答えです。そこにはあなたの「思い」や「願望」というものは存在しません。感情の無い世界なのです。損切りできずにズルズルと損失を拡大させ、気付いた時にはロスカットになってしまって資産を失ったという方はFX取引の世界において非常に多いのではないでしょうか?もし、自分の予想が外れたのであれば、変な執着心や楽観的な希望を持たずスパッと損切りできる。そのようなルールを自分の中で持っておく事が好ましいでしょう。

 

意味も無く売買をしてしまう

FX取引を始めたばかりの時は、とにかくポジションを持ってみたくなる傾向にあります。(メジャー通貨ペアで馴染みのあるドル円を買ってみたりユーロ円を買ってみたりする方が多いでしょう)「なんとなく」「とりあえず」といった、特に明確な理由が存在しない取引をしてしまいがちです。そのような取引でもまぐれで利益を上げる事ができるかもしれませんが、FX取引において大切なことは「利益を上げ続ける」ことです。「なんとなく」「とりあえず」で取引をしていると、「なぜここで利益を上げる事ができたのか?」「なぜここで損失を出してしまったのか?」という大切なことを学ぶ事ができず、常に偶然に頼った取引になります。ビギナーズラックは長くは続きません。意味の無い売買を繰り返していると、トータルで見た時に結局損をしていたということになりかねませんので注意が必要です。

なお、FX取引ではスプレッドというコストが存在します。売買数が増えるとスプレッドも増えるので、むやみやたらに売買をすることはスプレッドによるコストを増加させる要因にもなります。

 

無謀な取引をする

一か八か。とにかく利益を出したいがために無謀な取引をしてしまう人は損失を出す傾向にあります。例えばですが、アメリカの雇用統計の発表時等のイベントを狙った取引で大きく利益をあげようとする方がいますが、持っている資金に余裕が無ければやめておいた方が無難です。雇用統計等の指標発表は世界中のトレーダーが注目するイベントです。当然値動きも激しくなります。初心者の方は手を出さないに越したことはありません。もし予想に反して価格が逆に動いた場合は値動きの幅によってロスカットになる恐れもありますし、指標発表時のようなイベント時は注文をしても思っていた価格で約定しないこともあります。

また、持っている資金を全部使って賭けにでるような取引をする人もいます。確かに「上がるか」「下がるか」を予想するわけですから、確率論で言えば50%の確率で当てることは可能でしょう。(※厳密に言えばポジションを持ったときにスプレッドが発生するので50%よりはやや下がります)。ですが、それはもはや投資ではなくギャンブルです。身近でギャンブルにハマっている人がいる人であれば分かると思いますが、ギャンブルで勝ち続けて裕福になった人はいないはずです。先程も説明した通り、感情を入れた売買や根拠の無い売買はFX取引において損失を出す要因です。

 

おまけ:FX取引の世界に「絶対」は存在しない

FX取引のような投資の世界では、値動きを確実に予想する事は不可能です。どんなに優秀なトレーダーの方でも100%予想を的中させる事は絶対にあり得ません。ですが、中には「絶対に儲かる!」「利益確実!」などと謳って商材やツールを販売している人もいるようです。投資の世界で「絶対に儲かる」「確実に稼げる」言う事は完全にアウト(違法)です。ネット上を探せば、あたかもFX取引において利益が保障されるようなことを謳っている情報商材やツールがありますが、そんなものはウソッぱち。投資の世界に「絶対」は存在しないということは覚えておきましょう。(もしその人がそれだけ優秀なのであれば、いまごろ大手外資系金融のトレーダーとして大活躍しているはずです)あまりにも大げさなことをアピールしている人(もしくは企業)は法律によって厳しく罰せられる事もありますので、そういう方にはなるべく近づかない様にした方が無難です。 

 

僕が実際に使ったオススメのFX業者のご紹介

一応外資系金融という業界にいましたので、一応業界人だと自分では思っていますし、それなりにFX業者に関しては知識はあります。余計なお世話かもしれませんが、そんな僕が個人的にオススメするFX業者を以下に書いておきたいと思います。(もちろん実際に口座開設済みです)

僕がFX業者を選択する時に重視する点は以下の3つです。

  • 大手である
  • 取引プラットフォームが使いやすい
  • サポートが充実している
  • スプレッドが比較的狭い

先程挙げたDMM FXは上記の条件満たしていると思います。

個人的に僕はスプレッドにはそこまで神経質ではありません。今はどこ業者もスプレッドによる過当競争に晒されてしまっていているので業者間による差はそこまでないと考えます。過去のFX業者のスプレッドの水準から考えれば逆にコチラが心配になるほどです。(ドル円のスプレッドが0.3pipsなど、昔から考えるとあり得ない世界になりました...)それよりもお客さんに対するサポート体制の方が大切かなと。

なお、オススメの業者とはいってもFX取引の勝率とは全く関係ありませんので注意して下さい。どこの業者を使えば勝ちやすい、負けにくいというのはありません。どの業者を選ぼうが自分がFX取引が下手であれば利益をあげることなどできません。これは、いいシューズを買ったからと言って足が速くならないというのと同じ論理ですね。

 

 

結論:留学資金はFX取引に頼らずコツコツ貯めよう

ここまでFX取引について解説をしましたが、結論としては「FX取引で稼ぐ事は中々簡単ではない」ということです。これから留学したい方FX取引で資金を稼ごうと思うのではなく、仕事やアルバイトなどでコツコツとお金を貯めた方がいいでしょう。ただ、だからといって「FX取引は稼げない」ということではありません。実際に僕の知り合いの中には利益を出している方もいます。そのような方はしっかりと勉強に励み、自分自身のトレード手法を確立しています。だからこそ利益をあげる事ができるのです。ですので、同じ様にきちんと勉強をしていけばFX取引で利益をあげることも可能になると思います。ただ、あまりハマりすぎると留学資金を失ったり、英語の勉強に身が入らなくなる可能性もありますので要注意です。投資の手段の一つとして試しにやってみるのは全然アリだと思いますけどね。金融の知識もつきますし世界のニュースに対するアンテナも高くなりから。

なお、各FX業者によって取引に関する取り決めがあると思いますが、海外から日本のFX業者を使ってFX取引はできなかったはずです。もし海外にいる留学生の方が日本のFX業者を使って取引をする時は事前に約款などを確認しておきましょう。