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英語で一発逆転!田舎者でも外資系金融で働けたブログ

外資系金融で働きたい人、外資系金融に転職したい人、外資系金融に憧れている人、そんな人のために情報発信をするブログです。その他、英語に関することや雑記などあれこれ書いています。

【感動のフィナーレ編】新卒で入社した証券会社の新入社員研修がどう考えてもブラックだったからブログに書いてみるね!!3

仕事

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今回の記事は、前回の記事である【山ごもり編】の続きです。

blog.inakano-masa.com

研修が大詰めになってくると、色んなことが起こります。

思い出すだけでもトラウマ&笑えてきます。

 

 

【感動のフィナーレ編】どう考えてもブラックだった新入社員研修

朝食後って睡魔に襲われるよね!

朝のマラソン→社訓が終わると朝食です。

マラソンをしたあとに食べる朝食は格別に美味く、閉ざされた環境のストレスもあってか、毎日おかわりをしていたことを覚えています。

施設にはテレビもマンガもありませんし、当時はスマホなんてのもありません。

一切の娯楽から離れているわけですから、それくらいしか楽しみがないんですよね。

ただし、朝食を食べ過ぎるとその後が大変です。

猛烈な睡魔に襲われてしまい、班に分かれて行う日経新聞の読み合わせの時にウトウトしてしまうのです。

新聞を読んでいるふりをしてなんとかごまかそうとするのですけど、それでもウツラウツラしてしまい、上司からの罵声で目を覚ますこともしばしばありました。

日経新聞って読んでいたらなんであんなに眠くなるんでしょうね(笑)

 

辛かったロープレの研修

日経新聞の読み合わせが終わった後は、いよいよ営業のロープレが始まります。

ロープレのやり方ですが、まず同期一人を企業の社長に見立て、その同期に対してあれやこれやセールストークをかけて証券口座を開設するように説得していきます。

マニュアルはありません。

とにかくぶっつけ本番で自分なりに営業トークをしなければいけないのです。

このロープレの何が嫌かと言えば、全員の目の前でやらなくてはいけないところ。

大きな円になって囲むんですよね。

そして、ロープレが終わったら、全員がそのロープレに対するフィードバックを発表します。

しかも、そのフィードバックは「どこが良くなかったのか?」というネガティブなところに着眼したものという指定があります。

それを正直に言わないと、上司から

「てめー、ロープレを見てないんか?これで完璧なんか?オイ、コラ?」

と詰められるので、とにかく重箱の隅をつつくようなことでも発表しなければいけません。

当然、中には悪口に近いようなフィードバック(例:詐欺師のようだ、怪しい、うさんくさい、挙動不審、口が半開き、カバンの持ち方がなってない、などなど、、、)もあり、同期同士の仲が良かっただけにロープレの研修は辛い時間となりました。

なお、このロープレは全員ジャージ&男子はオールバックでやりますからね。

これが何とも恥ずかしいのなんの。

できればもう二度と経験したくありません。

 

はい、一名脱落ぅ!!

このような研修が続いていると、同期の中には

「この会社っておかしくない?」

と思う人が出てきます。

まあ、当然と言えば当然ですよね。

だって、マラソンをしたり手紙を書いたり、どう考えても証券とは関係のない研修がほとんどですから(笑)

例えば、同期の中でも圧倒的に優秀だった帰国子女のKさんは、朝5時を過ぎても「体調不良」を理由に起きてこなくなり、2日後には一人で山を降りていきました。

あとから同じ班のメンバーに聞いたら

「退職したらしいよ。。。」

とのこと。

4月から1週間も経たないうちに同期が一人脱落。

まるでバトルロワイヤルのような世界がそこにはありました。

「なるほど、証券会社が大量に新卒を雇う理由はここにあるのか?」

と気づき始めたのもこの時です。

ですが、今頃気づいても遅いですよね。

 

ジャージ&オールバックで街中を歩くよ?

そんなこんなで何とか研修も終えようとしてきたとき、最後に残されたプログラムはウォークラリーです。

各班ごとにマップを渡され、約15kmほどの道のりをひたすら歩きます。

途中、下山して普通の街中のコースも歩くのですが、服装はジャージ&オールバックです。

しかも、胸にはでっかく名前が書かれた名札がついています。

上司からは、

「すれ違う人がいたら必ず挨拶せーや!!」

と釘を刺されていたので、歩いているときはすれ違う人全員に

「こんにちはーーーーっ!!」

と挨拶をしていました。

今で言えば確実に変質者ですよね。

でも、上司には逆らえません。

同期たちと4時間ほど時間をかけてテクテク歩き続けました。

なお、このウォークラリーには順位制があり、一番スコアが低かった班は「施設内の雑用を担当」という意味のわからない罰ゲームがありました。

確かにゲーム性を導入すると燃えるのですけど、このころになると

「もうどうでもいいわ。。。」

と思っていました。

とにかく早く下山したい。

そんな気持ちで一杯でした。

しかし、研修でウォークラリーって意味があるんでしょうか?

当時は意識が高かった僕でさえも、こればっかりは意味がわかりませんでした。。。

 

最後はビデオカメラの前で...

そして研修最後の朝。

いつものようにマラソン→社訓絶叫を終えると、朝食の会場ではなく大広間へ行くように促されます。

そこにはビデオカメラが設置してあり、神妙な面持ちをした上司がズラリと並んでいます。

ふと、一番の鬼教官の上司がつぶやきます。

「いまからー、君たちがどのような営業マンになるかー、このビデオカメラの前で発表してもらいまーす!」

この瞬間、とんでもない緊張感が同期全員を襲います。

上司が続けます。

「この発表は最低でも一人一分、紙を見ないでー、十分に大きな声で発表するようにー。なおー、これは私たち教官が全員合格と判断しないと終われませーん。全員が終わるまでは絶対にここから帰りませーん。」

もうね、最後の最後に地獄ですよ。

普通、家に帰れないって言われても「またまたー」と思いますよね?

でも、僕らはこの研修を通じて知っています。

これは嘘ではないことを。

半端ないプレッシャーが僕ら全員を襲います。

上司がさらに続けます。

「じゃー、さっそく始めようかー。誰から行くぞー?」

沈黙が広間に広がります。

そこですかさず、

ハイッ!!

と手をあげたのは僕でした。

 

これが洗脳ってやつか?

上司が言います。

「よしっ!はじめっ!!」

僕はすかさず、

「わたしくはーっ!!!!!!この研修を通じてっ!!!!!!............................................................なので、立派な営業マンになりまーすっっ!!!!!!!!!!!」

時間にして大体一分。

とにかくカメラに向かって絶叫しました。

こういうのは一回目を失敗するとズルズルいってしまうもの。

とにかくトップバッターとしての勢いのあるうちに合格しておきたい。

祈るように上司を見ます。

上司たちがそれぞれ目を合わせ、静かに頷いていきます。

そして、少しの沈黙の後、

「......合格ぅ!!!」

その瞬間、さっきまでのプレッシャーがウソのように体の力が抜けていきます。

「ああ、終わった。。。。」と、本当に心の底からホッと一息つくことができました。

あとは、他の同期が終わるのを待つだけです。

これで周りの同期も緊張が解けたのか、一人、また一人と同期が合格していきます。

よし、これでもう山からおりることができる。

家に帰ることができる!!

そう思っていたら、同期の女の子の一人が、どうしても合格をもらうことができません。

途中、どうしても詰まってしまったり、声が小さかったりしてしまい

「不合格っ!!やりなおーっし!!!!!」

と容赦なくダメ出しをされています。

その数が10回を超えたあたりから、なんとその子が泣き出してしまったのです。

きっと、周りの同期への恥ずかしさや申し訳なさ、そして自分自身の不甲斐なさから悔しくて涙が出てきたのでしょう。

ボロボロ涙を流しながら絶叫する女の子にも、上司は遠慮することはありません。

「やりなおーーーっし!!」

何度かやり直しをくらいながらも、それでもその子は立ち向かっていきます。

ここまでくると、もはや意地と根性です。

そして、次は20回目のやり直しとなるような回数を迎えようとしたその時、

「...合格っ!!」

とうとう鬼のような上司から合格をもうらことができました。

その瞬間、広間は「うおおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!!!」という歓声に包まれ、何かがはじけたように大騒ぎの状況になりました。

上司も笑顔。

周りのみんなも笑顔。

そこには笑顔が溢れていました。

まあ、完全に洗脳ですわな。

 

最後の朝食へ

そのあと、全員で最後の朝食へ行きました。

いつものようにおかわりをして完食。

しばらくみんなでリラックスしたムードで談笑していたところ、鬼の上司がみなへ挨拶をします。

「えー、みんなー、本当にこの研修はよくがんばってくれたー。本当に大変だったと思う。でも、君たちは最高だーーー!ほ、本当に、、、、、」

って、よく見るとあの鬼のような上司が泣いているではありませんか!!

「え、えーーーー!?」と思っていると、なんと周りの同期たちもグスングスンすすり泣いているじゃありませんか。

なんなんすか、これ!?

「君たちっ!!!!!本当に、ありがとうっ!!!!!!!!泣」

「はいーーーーーっ!!!!!!!!泣」

ってもうね、すごい光景でしたよ、あれは。

テレビドラマのワンシーンでしたね。

あ、ここで、もう一度言わせてください。

 

まあ、完全に洗脳ですわな。

 

僕は全然かかりませんでしたけど、感受性が強い純粋な女子たちは結構泣いていましたね。

なんともまあ、分りやすい展開なんですけど泣いちゃう人も多いみたいです。

ってことで、いずれにしても、これでめでたく下山。

久しぶりのシャバは最高じゃー!!という気分とともに、僕は研修のことなど綺麗さっぱり忘れて当時付き合っていた彼女とさっさとディナーに行きましたとさ。

ちゃんちゃん。

 

 

まとめ

ここまで僕が証券会社で体験した新入社員研修を3回にわたって記事に書いてきました。

僕が言いたいことというのは、

ブラックな研修って大変だよ?

ってことでもあるのですが、そうではなく、

就職活動を舐めているとこんな会社しかいけないよ?

という警鐘です。

今は時代が変わっているので、このような研修を行うような会社は少ないでしょう。

ですが、ブラック企業と言われているような企業ではまだこのような研修スタイルを採用している企業もあるでしょう。

当然、このような研修では金融の専門的な知識は身につきませんし、何らかの専門的なスキルが強化されることもありません。

ひたすら根性とメンタルが試されるだけの研修であり、それは学生時代のスポーツとなんら変わりありません。

僕は、大学生活を真剣に過ごすことなく、そして、就職活動に対して十分な対策してきませんでした。

その結果がこの会社であり、この研修です。

人生はフェアにできています。

今日のちょっとした怠惰は、必ず将来大きなツケとなって自分に返ってくるはずです。

今回僕が書いた3つの記事を読んで。

「こんな会社、絶対に行きたくないわー」

そんな風に思ったのであれば、今のうちから毎日を真剣に生きてください。

そして、今のうちからしっかりと就職活動の準備をして下さい。

この記事は、遠い国の誰かが書いた体験談ではなく、あなたよりも先に生まれたどこにでもいる日本人が実際に体験した話です。

つまり、あなたの身にも十分に起こり得る現実です。

「俺は絶対に嫌だ!」

そんな風に思うのであれば、今からアクションを起こしておきましょう!

 

最後に、僕の体験談があなたの行動を変えるきっかけになればうれしく思います。

頑張って下さいね!!

 

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